シャルロパン(フィリップ・シャルロパン・パリゾ)

フィリップ・シャルロパンはコート・ド・ニュイにおけるモダンなワイン造りの先駆者。

1956年生まれのフィリップ・シャルロパンは、22歳のときに父アンドレから2ha弱の畑とドメーヌを引き継ぎワイン造りを始めました。

マルサネ、フィサン、ジュヴレ・シャンベルタン、モレ・サン・ドニ、シャンボル・ミュジニー、ヴォーヌ・ロマネに17haの畑を持ち「シャンベルタン」「ボンヌ・マール」「エシェゾー」などなんと8つのグランクリュを醸造しています。

テロワールの型にはまらない、凝縮感がある筋肉質なワインを生産してきましたが、1997年以降からはよりエレガントなスタイルへシフトしてきています。

また、フィリップ ・シャルロパンはピノ・ノワールの神様と呼ばれるアンリ・ジャイエから指導を受けていた一人で、ジャイエから愛弟子として可愛がられていたと言われています。

当初、ワイン造りの途中でアンリ・ジャイエのアドバイスを常に聞きながらワインを造っていましたが、いつしかアドバイスを聞かずに出来上がったワインをただ持っていくようにな り、そのワインを飲んだアンリ・ジャイエに「まさに私が言いたかったように、そのとおりに造っているな」と言わせてしまうほどの実力をつけるようになりました。

そのため、ワイン造りにおいては師であるジャイエの影響が色濃く見られます。

フィリップ・シャルロパンのモットーはあくまでも自然なワイン造り。

葡萄の栽培には除草剤と化学肥料は使用せず、殺虫剤代りにフェロモンカプセルを用いるリュット・レ ゾネ(減農薬農法)を採用。

葡萄の樹齢は概ね高く、エシェゾーにいたっては樹齢70年にも及びます。

完熟葡萄の収穫はもちろんのこと、厳しく選別した果実は除梗した後、一週間に及ぶ低温のマセラシオン発酵が行われます。

培養酵母の使用と補酸は決して行わず、その後は瓶詰め直前まで澱引きせずに樽熟成されますが、新樽比率が高いこともそ の特徴として挙げられます。

若いうちは樽香が強く感じられますが熟成を経てワインのアロマと溶け込み、洗練された奥行きのある味わいに変化します。

果実味とアロマに溢れ、精妙なフィネスを備えた 確固たるシャルロパンのスタイルはブルゴーニュの最高峰の一つといえるでしょう。

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