ファランギーナ・デル・サンニオ DOC(現行品)

ファランギーナ・デル・サンニオ DOC(現行品)

販売価格: 1,260円(税別)

(税込: 1,386円)

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⻨わら⾊がかった⻩⾊。

トロピカルフルーツの豊かな香りと、特徴的なフローラルな香り。

味わいはさわやかでドライ、バランスが良く、余韻は⻑め。

 

前菜各種、魚のスープ、パスタやリゾットと相性抜群。

⽩⾝⾁のお料理、グリルした魚や野菜類、モッツァレッラやフレッ シュチーズとも美味しくいただけます。

その昔、ソロパーカを治めた侯爵の土地が⼤変良い葡萄をつける畑だったため【侯爵の領地】と名付けられました。

RECEVINというワインの欧州(11か国が参加)の生産地域の活性化を意義する団体が定める「ヨーロピアンワインシティ2019」にサン ニオ/ファランギーナが

選ばれ、今一番注目を集める生産地、葡萄品種です。 

 

 

メーカー詳細:

収穫前にエノロゴが葡萄の良しあしを⾒て歩き選んだ畑の葡萄を、9 月下旬手摘み収穫しカンティーナに運び込み、除梗した後、ソフトプ レスします。

クリオマセラシオン(低温浸漬法)により、約1か月間モストと果皮を接触させながら温度管理したステンレスタンクでアル コール発酵します。

その後、ステンレスの熟成タンクに移し、ボトリングまでの間約5カ月弱静置します。

 

 

 

 

イタリア、カンパーニア州、べネヴェント県、ソロパーカ

【カンティーナ・ソロパーカ】
カンティーナ・ソロパーカはカンパーニア州、べネヴェント県の小さな自治体ソロパーカで生まれたワイナリー。

設立は1966年。カンパーニア州で最も古い農業協同組合の一つです。

同社がカバーする生産地域は、ソロパーカを中心に隣接する16の自治体に広がります。

畑は、標高200-400mのなだらかで美しい波を描く丘の上に点在し、ヴェスヴィオ火山に近く、ミネラルが豊富な土壌です。

その上、地中海からは葡萄を健康に保つ心地よいそよ風がやってきます。

類まれなる”サンニオ”というワインを産むこの地は、ギリシャの時代から葡萄栽培に適した風土として知られています。

葡萄の作付け面積は1,300ha、約600以上の葡萄栽培農家が毎日丹精込めて栽培に取り組んでいます。

その葡萄を用いて生産されるワインは年産1,000klを上回り、その生産量はカンパーニア州でもトップクラスを誇ります。

この生産量を支える要となるカンティーナには、最先端の醸造施設と豊富な熟成施設を持つ他、赤ワインを熟成する為の様々な樽とそれらを静置するための専用のスペース、そしてメンテナンスの行き届いたボトリング施設を保有しています。

また、スパークリングワイン醸造用のオートクレーブと、生産ライン、専用スペースも確保。

スパークリングワインの醸造も自社で行い、コストパフォーマンスの高いワイン生産に取り組んでいます。

 

 

【サンニオ-ワインが生まれる大地の歴史】

サンニオという名称の由来は紀元前のサムニウム人の時代にさかのぼります。

現在の地図に当てはめると、カンパーニア州のアペニン山脈南部にある山岳地帯を中心とし、カンパーニアの北東部とアブルッツォの南部を含む海を

知らない地域で、その昔、北はラティウム、南はルカーニア、西はカンパーニア、アペニン山脈を越えて東はアプーリア(概ね現在のラツィオ、バジリカータ、

カンパーニア、プーリア各州にあたります)と接していました。


サムニウム人は、オスキ語というイタリア原住民の言葉を話し、勇猛さで知られた山岳民族で、幾度となくローマと覇権を争いました。

山地から肥沃な平地をめざして勢力を伸ばし、ギリシア文化に触れました。カンパーニアにおけるエトルリア人の勢力の衰退とともにより強力となり、勢力は

イオニア海にまで達したこともありました。

紀元前4世紀中ごろのガリア人のイタリア侵入に際してはローマと共闘するも、その後は転じて敵対し、3度に亘るサムニウム戦争

(前343〜341、前326〜304、前298〜291)では善戦することがあったものの、ローマと和睦。

同盟市戦争(前91〜前88)を経て古代ローマ人と同化し、歴史を終えました。

彼らの支配したこの地の一部はDOCサンニオの生産地として、今もその名が残されています。

 

 

 


【サンニオの中心地 ソロパーカ】
ナポリから北東に80km内陸。ベネヴェント県のタブルノ・カンポサウロ公園のふもとにある自治体です。

タブルノ・カンポサウロは、カンパニア・アペニン山脈の独立した山塊で、石灰岩で構成されており、この山の北西麓に位置するソロパーカも石灰質土壌です。

一般的に、石灰質土壌はワインに上品さを与えるといわれており、この古くから品質の高い葡萄の産地として知られたソロパーカは、現在ではDOPサンニオの

ソットゾーナ(EU認定のDOP/DOC生産のための規定に記載されている、エチケットに明記することができる特別生産地)として認められています。

品質の高いワインの産地としての地位は、18世紀にはすでに確立されており、フランス最強の騎兵隊長であり、後のナポリ王となったジョアッキーノ・ミュラ

(ジョアッキーノ1世)が、そのワインのすばらしさを、義兄、英雄ナポレオン・ボナパルトの誉に例えて称賛したほどだったそうです。

 

※店頭販売も行っているため品後れの際はご容赦ください。

商品詳細

国 名 イタリア
産 地 カンパーニア
生産者 カンティーナ・ソロパーカ
原 料 ファランギーナ
容 量 750